[非抜歯 終了] 10回目 調整日 | 歯はこれ以上動かない&抜歯矯正の説明

表側装置(セラミックブラケット)での非抜歯矯正終了 20171118

投稿日:2017年11月19日

非抜歯矯正終了のお知らせ

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ものすごい出っ歯が非抜歯矯正を開始して

1年が経とうとしています。

今日も診察が始まるといつも通り

まず最初に歯並びを確認します。

「噛み合せも良くなったし、
唇も以前よりは閉じやすくなったと思います。」

と前置きのあと…

「上の歯はもうこれ以上動きません。」

そう告げられました。

前々回から上の歯のワイヤーを

太いものに交換しない時点で

なんとなーく察してはいましたが…

ついに…終わりですか。

「治療の過程を見て抜歯をする・しないを
決めてもらって良いですよ。」

1年前、先生からそう言われました。

非抜歯でこのまま終えるか否かの

最終確認をされた後、

「抜歯を検討しています。」と伝え、

その方向で話が進みました。

今後について

抜歯予定の歯

第一小臼歯(上4番)上下2本ずつです。

上の第一小臼歯
下の第一小臼歯
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抜歯後の矯正は2通り

インプラント

歯科矯正用アンカースクリューといって

矯正用の小さなスクリュー(ネジ)です。

※現在(平成29年)、薬事承認済み

これを上の奥歯の歯茎(顎骨)に埋め込む

= 奥歯を固定する土台になる

前歯6本を奥へ引き下げる

治療終了後はインプラントを抜く

メリット

・前歯6本を一度に奥へけん引できるので治療期間を短縮できる

・口の中の違和感が少ない/ほとんど無い

デメリット

※私の場合

・埋め込み手術は提携している歯科医で行う

・保険適用外なので1本につき3万円の費用が発生する

・歯茎に麻酔を打ってからネジを打つので人によっては痛みがある

・万が一、インプラントが取れた場合は着け直すことになる

上顎に装置をつける

その場で実物を見せてもらいました。

帰宅して調べたところ

恐らくホールディングアーチのことだと思います。

ホールディングアーチ装着

まずは犬歯を引き下げる

犬歯が予定の位置まできたら

残りの4本を引き下げる

上顎の装置は毎調整時に取り外して

水洗いをして使い回す。

メリット

・今通っている矯正歯科で型をつくるので別途料金が発生しない

デメリット

・まずは犬歯だけを下げて、

その後に残りの前歯4本を引き下げるので

インプラントに比べて治療期間が約半年延びる

・口の中の違和感が大きい

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インプラントとホールディングアーチは果たす役割が違います

私の歯で例えますと…

第一小臼歯を抜歯した後、

ワイヤーで隙間を埋めるときに

奥歯も前へ動こうとします

(前から・後ろから隙間を埋めようとする力が働きます。)

歯の動く仕組み-抜歯後

それを防ぐ為の方法が

インプラントホールディングアーチになるわけですが、

インプラントは顎骨に埋め込むことにより、

そこが固定源となります。

(私の場合は第一大臼歯の上辺り…になるそうです。)

歯科矯正用アンカースクリューで奥歯を固定
インプラントの場合

ホールディングアーチ

上の奥歯(第一大臼歯)に

金属の輪っか(バンド)を嵌めます。

ですが、インプラントと違って

固定源になるわけではなく、

奥歯が前歯の方へ移動するのを

防止する役割を果たします。

ナンスのホールディングアーチで奥歯を固定
ホールディングアーチの場合

つまり、

上の奥歯にはめる輪っか(バンド)は

歯を完全に固定できるわけではありません

先生の説明によると

ホールディングアーチの場合、

奥歯が若干前に動く可能性はあるので

その時はゴムかけと併用していくと

おっしゃっていました。

アンカースクリューは

土台の役割をする部品に対し、

ホールディングアーチは

現状維持する為の部品…

と考えていただければ良いと思います。

(少なくとも私の解釈はこういう感じ。)

尚、先生のお話によると

アンカースクリューの方が

主流になってきているそうです。

「次回診察時にお返事を下さい。」

と言われ、

ワイヤーを変えることなく診察を終えました。

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ゴムかけ再開

そして、今回の診察から

ゴムかけが再開しました。

左右の犬歯が若干前へ移動している、

特に右の方が動きが大きいと言われました。

後戻り-半年前との比較画像
← 左 右 →
上の犬歯が若干手前に移動しています

写真の上段は今年の6月、

噛み合わせが理想の位置まで来たときです。

下段は半年後、つまり現在。

上の犬歯が下の歯と歯の間より

少し前にズレています。

写真で比べるとよく分かる(^^;)

右側(写真向かって右)は犬歯だけでなく

第一小臼歯も前方へ移動しています。

後戻り防止のゴムかけを中断したのが7月。

7月は下の歯にブラケットを着けたときで

イレギュラーな歯の動きを防止する為に

ゴムかけが終わりました。

この5ヶ月間、ゴムかけなしで過ごしていたら

奥の歯が前へ移動した、

要するに後戻りしてしまいました。

歯は常に変動しているということですね。

非抜歯の方が後戻りが早いと言われていますし…。

そんなわけで、

クーガのゴムを渡されました。

エラスティックス 顎間ゴム-クーガのゴム
お久しぶりなクーガのゴム

数ヶ月ぶりのゴムかけで

こんなにキツかったっけ?!!

と思ってしまうほどキツいです。

お口が開きません。。。

まとめ(?)

遂に非抜歯矯正が終わってしまいました。

ちょうど1年になるのかな。

もう少し歯が引っ込んでくれれば

このまま終えたのだけど… … …

うーん…まあ、それだけ自分の歯が

前へ出てたということですね(苦笑)

とりあえず、

インプラントを打つことと抜歯、

どちらを先に行うのか

その説明がなかったので

先生に質問メールを送りました。

次の記事でまとめています↓

抜歯矯正に踏み切ったものの

やはり健康な歯を抜くことへの抵抗は抜けません。

本当にこのまま進んで良いのだろうか、

抜歯をしてきちんと歯は並ぶのだろうか、

ずっとモヤモヤしていて複雑な心境です。

↑アンカースクリューを打った後に書いてます

非抜歯矯正を振り返る

非抜歯矯正 前半 の記録一覧

出っ歯の非抜歯矯正-カリエールディスタライザー
画像クリックで一覧が見られます

非抜歯矯正 後半 の記録一覧

出っ歯の非抜歯矯正-前歯の隙間を埋める
画像クリックで一覧が見られます

ビフォーアフターだけ見たい方はコチラ↓

2016年12月(非抜歯矯正開始) ~ 2017年6月まで

2017年6月 ~ 同年11月(非抜歯矯正終了)まで

2016年12月(非抜歯矯正開始) と

2017年11月(非抜歯矯正終了) の比較写真

-非抜歯矯正の調整日
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