2016年11月と2017年11月の比較
2016年11月に青ゴムから治療を開始、
2016年12月に非抜歯矯正の本格スタート、
2017年11月に終了となりました。
矯正開始からちょうど1年後に
非抜歯矯正の終了を告げられたので
1年前と1年後の
ビフォーアフターです。
どのくらい変化を遂げたのか
写真つきで載せていきます。
非抜歯矯正の治療内容については
後半で紹介します。
ビフォー・アフター
噛み合わせ位置
まずは矯正前の写真から。
上前歯で下の歯が隠れています。
噛み合わせが深いというやつです。
1歯対1歯咬合といって
上の歯と下の歯が
1本ずつ噛み合う状態でした。
それが…
↓
噛み合わせは
1歯対2歯咬合(たがいちがい咬合)に
なりました。
ちょっと後戻りしてしまったものの
理想の噛み合わせをゲットしました。
上下の歯の距離間
上の歯で下の歯が隠れて見えなかったのが
下の歯の見える面積が増えました。
唇を閉じた状態
まずは矯正前の写真から。
重度の出っ歯なので唇を閉じても
前歯がコンニチハ♪してます。
その前歯を無理やり隠そうと唇に力が入り
梅干シワができてしまう状態でした。
これが…
↓
唇は閉じやすくなりました。
でも、相変わらず前歯が少しはみ出るので
完全にお口を閉じようものなら
下唇を持ち上げないといけません。
梅干シワも出来るけど
矯正前みたいに大きなものではなく
小さなシワです。
横顔
こちらもまずは矯正前の写真から。
重度の出っ歯なので横顔もこの通り。
Eライン(※)とは無縁な口元です。
Eライン(エラスティックライン)とは
鼻の先端とアゴの先端を一直線で結んだもの。
このEラインの中に唇が収まるのが
美の基準とされています。
これが…
↓
下の写真を見る限り
ニュッと飛び出た出っ歯は
その激しい主張を止めて引っ込んでますが
Eラインは変化ありません。
下の歯並び
下の歯は親不知含め
1本も抜歯していなければ
隙間を作ることもしていませんが
デコボコしていた歯並びは
綺麗なアーチ型になりました。
番外編
2017年11月に非抜歯矯正が終了して
その後、抜歯矯正へ進むことにしました。
上4番(第一小臼歯)の抜歯が
2018年1月上旬。
その直前に撮った写真も
せっかくなので載せます。
斜め上からみた突出
2016年4月の写真は何気なく撮られた1枚。
自然体だと
こんなに剥き出しなのか~!!?
と、ものすごーーーく
ショックを受けた1枚でした。
同じような笑い方をしても
今現在は前歯が下がっているので
歯茎が見えません(^-^)
斜めの角度
唇を閉じたら前歯がコンニチハ♪の
斜めから見たVer.です。
唇を閉じても僅かに
前歯がはみ出てしまいます。
口ゴボ
唇を完全に閉じた状態の斜めVer.です。
横顔写真のところで
『Eラインに変化がない』
と記述をしましたが、
横顔に変化がない=斜めの角度も変化がない
ということになります。
つまり、口元はもっさりしたまま。
口ゴボは解消されず。
口ゴボ(くちごぼ)とは
鼻の下や口元がもっこりとしている
前に出っ張っている口元のこと。
【原因】
・先天性(遺伝)なもの
・骨格
・歯並び(特に出っ歯)
・口呼吸 などがあげられる。
治療法は歯列矯正や外科手術などがある。
まとめ
決して失敗ではない
この結果を見てどう思いましたか?
出っ歯は引っ込んでるけど
あんまり変わってない…???
と思った方、
ご名答です!
そうです、
劇的ビフォーアフターにはなってません。
激しい主張をする出っ歯から
控えめに主張する出っ歯になっただけで
出っ歯には変わりありません。
家族にも「あんまり変わってないね。」と
散々言われました。
私の非抜歯矯正 治療方法
私の非抜歯治療は
カリエール・ディスタライザーで
上前歯に隙間をあけた後、
装置をブラケットワイヤーに変えて
隙間を埋めていきました。
先生からは
非抜歯矯正で矯正はできるけど
抜歯矯正に比べて歯の引っ込みは少ないし
口元も大きく下がりません
と治療プランの説明時に言われました。
元々、先生が立てて下さった治療プランが
カリエール・ディスタライザーで
前歯に隙間を作る
↓
前歯に隙間が出来たら
ブラケットワイヤーへ変更
↓
上下4番(第一小臼歯)を抜歯して
前歯を引き下げる
という風に抜歯矯正前提でした。
そこを私が
・非抜歯で出来るなら抜歯する必要はないのでは
・歯を抜くにしても4本ではなく2本にならないのか
などなど、
なるべくなら健康な歯を抜きたくない気持ちを
前面に押し出していたので
まずは非抜歯矯正で始めて、
満足のいく結果にならなかったら
その時に抜歯矯正へ移っても良いですよ
という流れになりました。
ですから、
この非抜歯矯正は治療失敗ではなく
先生が最初におっしゃっていた通り
予想通りの結果だったわけです。
重度の出っ歯は非抜歯矯正では限界があると
この結果を見て
自分もようやく納得しました。
抜歯矯正へ進むことを決意
非抜歯矯正を終えて、
・Eラインの変化がなかったこと
・唇を閉じても若干前歯がはみ出たまま
この2点が自分の中ではモヤッとして
(高いお金を払ってこれで矯正を終えるのもな~)
(全体的にもう少し引っ込んでたらなぁ…)
という欲が出てきたので
抜歯矯正へ進むことに決めました。
自分でも納得して、
自分の意志で抜歯矯正をやると決めたけど
やはり健康な歯を抜くことに
最後まで抵抗があって
(本当にこれで良いのかな…)
(自分の欲で健康な歯を4本失くすのって
いけないことなんじゃ…)
と、ウジウジ。
なかなか抜歯に対して
踏ん切りがつきません。
最後に
タラレバの話で
”歯のひと粒がもう少し小さければ
非抜歯矯正も納得のいく
結果に終わっていたのかなぁ…”
そんなことを今でも思います。
現実は現実で受け止めて、
受け入れてはいますけど
歯を抜かないで矯正が出来るなら
それに越したことはないですからね。
歯を削らない方法の非抜歯矯正が出来る
今の矯正歯科と巡り会えたこと、
先生が私の気持ちを汲んで下さったこと、
それだけでも本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
私がこの先、努力すべきことは
24本の歯を虫歯ゼロで保つことで
そのためには
定期的に歯の掃除をしてもらい
自分でする歯磨きも念入りに…
あれ?
当たり前のことしか言ってないゾ(笑)
とにかく、
・死ぬまで自分の歯でご飯が食べたい
・Eラインが欲しい
・すっきりした口元になりたい
これが願望です。
引き続き矯正治療を頑張って参ります。
長くなりましたが
ここまで読んで頂き、
ありがとうございました(^^)
---管理人用メモ---
2018年7月30日 初回投稿
2020年10月 投稿日変更
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