出っ歯は嫌、でも抜歯矯正も嫌、非抜歯矯正を探す日々

投稿日:2016年12月3日

そもそも歯列矯正に抜歯が不可欠であることを知らなかった高校生時代

前回の記事で母に猛反対されていることを書きました。

時は同じく高校生のとき。

当時は家にパソコンもなければ、

歯列矯正 = ブラケットをつける

くらいの認識しかありませんでした。

そんな中、歯列矯正を終えた友人がいて話を聞いてみたんです。

「ココとココの歯を抜いてね、ワイヤーで~うんたらかんたら…」

「えっ?!歯抜いたの?!」

「抜かないと出来ないって言われたから。」

こんな会話をした覚えがあります。

衝撃だったのが抜歯。しかも親知らずではない普通の歯。

その後、定期健診で通っていた歯医者さんにも

矯正治療について聞いてみたんです。

「僕は矯正は専門外だけど

あなたの歯並びなら恐らく抜歯は必要になるでしょうね。」

血の気サーッ。

失敗したら云々より、

健康な歯をわざわざ抜くくらいなら出っ歯で良いや…。

矯正を諦めた瞬間でした。

インターネットとの出会い、非抜歯の歯列矯正

高校3年生の秋に(親に借金して)パソコンを買い、
インターネットライフがスタート。

検索していく中で非抜歯の矯正があることを知りました。

紹介されていたのは奥歯の側面を少し削って隙間を作る方法でしたが

当時はこういった技術が先駆けだったのか、

自分の検索が甘かったのか、

(なにせパソコン操作にも慣れていないときだったので…)

ほとんど情報が出てきませんでした。

また、この非抜歯矯正を紹介していたクリニックは東京。

もう2~3件、同様の治療を紹介していたクリニックも

それも関東圏。

自分の通える範囲にはなく

夢のまた夢でした。

高校卒業後は社会人になり
お金を貯めながら非抜歯矯正の発展を願っていました(笑)

抜歯をためらう理由

健康な歯、自分の健康な部分を失うのが勿体無いと思うから。

生まれつき歯並びが綺麗で矯正の必要がない人と比べて

歯の本数が減ることに不公平さを感じるから。

(損得勘定が生まれて損した気分になる。)

抜歯する箇所の歯が虫歯によって治療寸前だったり、

虫歯治療済みの歯なら

『一度でも手を加えた(加えようとする)歯だから…』

と諦めもつくのでしょうが、

虫歯にもなっていない健康そのものの歯を抜いてしまうのにとても抵抗を感じます。

自分が老人になって歯を1本1本失っていった時に

『ああ、若いときに抜歯しなかったらあの歯はまだ残ってたのかな…。』

と、後悔はしていなくても思い返す日が来ると思います。(性格上)

歯の生え始めが下2本、その次に上2本…、

とおおよその順番が決まっているのと同じで

老人になって歯が抜けるときも

最初は小臼歯、次はその隣…と順番があって

抜歯予定の歯が1番に抜ける歯ならあまり抵抗は感じません。

最初になくなる歯ですから。

(それでも出来れば温存しておきたいですが。)

抜歯をしたら元には戻せません。

もし、それで矯正に失敗したら大金と一緒に大事な歯も失うことになるんです。

せっかく綺麗な状態のものを

その後の保障もないのに取り除くって

そんな博打みたいなこと怖くて出来ません。

-三十路手前まで出っ歯を放置してたワケ

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