下4番( 第一小臼歯)の抜歯を終えて - 出血微量でピタッと止血、痛みもナシ

抜歯矯正-下4番(第一小臼歯)の同日抜歯 20180226

投稿日:2018年2月27日

下4番を2本同日抜歯

いよいよやってきました下4番の抜歯

上4番は抜歯済みなので

今回は健康な歯を抜くことへの

抵抗はありませんでした。

それよりもあの力づくでグリグリと

抜かれることへの恐怖心や

抜歯後にちゃんと止血するだろうか、

血餅やドライソケットの心配など

神経をすり減らす生活が

待っていると思うと

ずっと気が重かった … … … (-_-;)

とはいえ、これを乗り越えれば

いよいよ上下の抜歯矯正が始まるので

それを楽しみに、

むしろそのことをだけを考えて

口腔外科へ向かいました。

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抜歯の記録

「前回と同じ要領で進めていきますね。」

と先生の一言で始まります。

局部麻酔

歯茎の下の方と下4番の歯の周りを

麻酔で一周します。

上4番のときはカリカリ梅のようなもので

消毒をしていましたが

今回はありませんでした。

麻酔が効く間に歯のクリーニング(下の歯のみ)

麻酔が効くまでの間、

下の歯を軽くクリーニング。

時間にしておよそ約2分。

抜歯開始

顔にタオルを当て

「では、始めていきますね。」

の一言でスタート。

今日は左の歯から抜きました。

ペンチのようなもので歯を挟み、

グリグリとねじり回しているようでした。

途中、歯を挟んで左右に

小刻みに揺らし引っ張りあげるので

それにつられて下アゴも一緒に

ギューっと引っ張られます。

下アゴが外れてまう?!Σ(ll゚Д゚ll) 

怖くなって口を一瞬すぼめてしまいました。

「あ、もうちょっとだから我慢してね~。」

と先生に言われ、

ほどなくして左側の抜歯が完了。

「左は抜けたからね~。次は右ね~。」

と左の歯と同様、

ペンチで挟みグリグリ…。

そして歯を挟んで左右に小刻みに揺らし

上へ引っ張りあげる動作を

2セットやっていました。

歯をグーッと力いっぱい引っ張りあげると

当然右アゴも一緒に引っ張られますが

右アゴは顎関節症持ちということもあり

抜歯が終わった後に異変が起きそうで

怖かったので

口をすぼめては駄目と分かっていても

すぼめてしまいました(^^;)

そして右の歯も無事抜歯完了。

「お口をゆすいで下さいね。」と言われ

(ああ…吐き出した水が真っ赤になってるんだろうな…。)

と思いきや、あれれ?

全然真っ赤じゃない

小さい血の塊が少し出ただけでした。

ガーゼを当てて止血

ガーゼを分厚く丸めたやつを

患部に当てます。

20~30分間、強く噛むこと

・その後も血がダラダラ出るようなら

ガーゼを交換して再度強く噛むこと

今回はこの2点を言われただけでした。

前回(上4番)のときは

「ここを出る前に受付でガーゼをもらって
交換してから帰ってください。」

と言われたけど今日はナシ。

ということは、

ガーゼ交換は必要ない…

ということでしょうか。

抜歯費用

保険適用で2,910円でした。(薬代除く)

先生からの注意

・処方された抗生剤と痛み止めを飲むこと

・うがい薬で口の中の消毒すること

※ただし、抜歯当日は避けて翌日からしっかりと消毒する

・抜歯当日は激しい運動湯船につかること飲酒禁止

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術後経過

痛みについて

全くありませんでした。

厳密に言うと下アゴの

アンカースクリュー埋入後と同じ

なぜか前歯直下の歯茎が

若干ズキズキしていました。

ちょうどお昼の薬を飲む時間だったので

処方された抗生剤と痛み止めを飲みました。

その後は痛みとは無縁でした。

止血までの時間

前回(上4番)のときの反省を活かし

朝、口腔外科へ向かう前に

薬局でガーゼを購入しました。

(前回は家にガーゼのストックがなくて
ガーゼハンカチを切って代用してました。)

特に今回は交換用のガーゼを

もらえなかったので

自前のガーゼを切って使おうと思い、

会計後に受付のお姉さんに

ハサミを借りようと思ったけど

お姉さんのオーラがそれを許さず

借りれず仕舞い(笑)

愛想もない冷たい雰囲気で話しかけづらい…。

また、前回はお会計を済ませて

一目散で口腔外科を後にしましたが

抜歯直後の傷口に

異変があったときのことを考え

今回はお会計を済ませてもすぐには帰らず

椅子に座ってテレビを見ていました。

…が、

これまた受付のお姉さんの

チラッチラ目線が痛いので

ものの5分で退散(笑)

口腔外科の目の前にある調剤薬局が

結構混み合っていて

処方箋待ちの間にハサミを借りて

自前のガーゼをチョキチョキ。

調剤薬局を後にしトイレの鏡で

ガーゼを見ると

血で染まっていない!!

そ~っとお口を開けてガーゼを取ると

ガーゼには血の塊がつき、

傷口は赤く固まっていました

抜歯後15~20分くらいしか経ってませんが

止血しているようなので

ガーゼを当てずに

そのまま帰宅することにしました。

※必要以上にガーゼを噛むと返って血が止まらなくなります。

家までの道のりは自転車で約20分。

口の中に血の味がすることもなく

家まで到着。

その約2時間後、

口の中に突然血の味が広がります。

鏡を見てみると

傷口の縁から微量ではありますが

血が出ているのを確認。

(このくらいの量ならそのまま放置で良いか…)

と放置。

夕方まで口の中が常時、血の味でした。

その後、止まったと思いきや

晩ご飯を食べると再び血の味が…。

止血 → 微量の出血 → 止血 → 微量の出血

が就寝まで続いてましたが

翌朝にはしっかり止血していました。

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今回は右アゴも調子よく

前回(上4番)のときは抜歯後に

右アゴに顎関節症の症状が現れました。

症状 >>>

・口を開けた時に右アゴが左へズレる

・口を開けた時にカクカクする

・クリック音がする

今回はアゴが外れることも

クリック音がすることも

ありませんでした。

思い返せば、上4番の抜歯のときは

『止血の為』とガーゼを必要以上の力で強く噛む

・なかなか止血しないからと長時間(45~50分くらい)ガーゼを噛んでいた

つまり、右アゴに相当な負荷をかけていました

今回はそれを踏まえ

ガーゼを強く噛む → 力を少し緩める → 強く噛む…

といった風に力加減を調整しました。

ガーゼを噛む時間も短時間だったことから

前回と比べ右アゴへの負荷は

かかってないと言って良いでしょう。

まとめ

・歯茎の消毒 → 麻酔 → 歯の掃除 → 抜歯 → ガーゼで止血 → 先生のお話 の順

・ガーゼを噛んでいた時間は約15分

ガーゼを取ったときに傷口が固まっていたので

それ以降はガーゼなし。

数時間後に口の中に血の味が広がるも

傷口から滲み出ているだけだったので

そのまま放置。

翌日に完全止血。

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感想

今回の方が…

上の歯を力づくで抜いていたのに対し、

今回は左右とも比較的弱い力で抜けました

歯がミシミシと音を立てることもなく

抜歯に費やした時間も

上4番のときよりも短かったので

『あれ?もう抜けたの?』と

呆気に取られました。

記念に…

今回は記念に抜歯した歯を

頂くことにしました。

上の歯はピカッと輝く白い歯だったのに

下の歯は輝く白さではなく…(^^;)

写真はグロいので自重(笑)

抜歯前のちょっとしたトラブル

事前に下アゴの骨に打った

アンカースクリューの術後経過が悪く、

腫れや痛みが出たものの

頬の腫れもなんとか治まり

無事抜歯の日を迎えられました。

右頬の方がよく腫れた分、長引いて

なんなら2日前に受けた

アンカースクリューの診察のときも

まだ若干腫れが残ってる状態でしたが

抜歯当日の朝には完治。

やれやれ。

顎関節症に備えた準備

ガーゼを噛む力を調節したこと、

ガーゼを噛む時間が短時間で済んだこと、

それプラス今回は顎関節症に備えて

カイロの先生から教わった

自宅で出来る首の体操をしたり、

睡眠不足にならないよう

体調管理に気をつけていました。

最後に

なにはともあれ、

これで抜歯もひと段落です。

(残すは親不知の抜歯だけど

それは矯正が終わる頃にやります。)

これで術後経過に問題なければ

いよいよ抜歯矯正が本格的に始まります。

ようやくスタートラインに立ちました。

非抜歯矯正終了から抜歯までの間、

健康な歯を抜くことに関して

色々葛藤がありましたが

抜歯矯正を決意したのは自分自身、

自分の意志で決めたことのなので

なにがなんでも綺麗な口元になって

『健康な歯を抜いてでも矯正して良かったな』

と笑顔で、そして喜びに満ちて

矯正を終えたいです。

これからインプラント抜歯矯正が始まります。

次回の調整日が楽しみです(^-^)

次は抜歯後の経過記録です。

今回は白い血餅(?)が現れました。

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上下にワイヤーが通りました!

記念すべき1回目の調整日はコチラ↓

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